■ご相談内容
現在貸会議室として利用可能な物件を探しており、メールで何社か不動産屋に良い物件がないか問い合わせているのですが、中々返信がありません。
もしよろしければ、メールで問い合わせる際のコツなど教えていただけると大変助かります。
参考までに自分が問い合わせる際に使用している文面を記載します。
以下問い合わせ時の文章———
OO不動産 ご担当者様
はじめまして、吉本と申します。
船橋駅、西船橋駅の近辺で貸会議室を想定したレンタルスペースを個人で開業したいと考えており、
この度は物件探しのご相談で連絡させていただきました。
探している物件の条件としてはレンタルスペースとして使用可能な物件で駅から徒歩10分圏内。
広さが15㎡~20㎡ほどの物件を探しております。
もし条件に合う物件がございましたらご連絡いただけると幸いです。
■回答
不動産屋から返信がないということで、いただいたメール文に対してぼくが気づいた点をお伝えさせていただきますね。
まず「レンタルスペース可能な物件は少ない」という前提があります。
何社かに問合せされたということですが、その件数だと返信がないのは仕方ないかもしれません。
先日、天神で物件を探した際は60社に問合せしました。その中で物件を探してくれたのが5社。15件ほど紹介してもらいました。
船橋であれば不動産屋はたくさんあると思うので、手当たり次第連絡するのがいいと思います。(メールだけだとスルーされる可能性があるので、電話や訪問ができたらベスト)
住居ではなく、店舗に強い不動産屋を中心に問合せしていきましょう。
次にメールの文章について気になった点をお伝えいたします。
文章の流れとしてはいいと思いますが、もう少し詳しく記載したほうがいいかなと感じます。
というのも、不動産屋も忙しいのですべてのお客さんを相手にしている暇はありません。(言い方が乱暴ですみません)
売上になりそうな案件を優先するのが基本なので、レンタルスペースなど物件を探すのが大変な案件は後回しにされてしまう可能性があります。
不動産屋に動いてもらうにはどうすればいいのか?ということを考えながら文章を作るのがおすすめです。
「レンタルスペースは不特定多数の人が出入りするからトラブルが起きやすい」と思われてしまうと厳しいので、たとえば「当貸し会議室ですが、会員制で運営します。お客様の情報を全て把握した上で貸し出し。用途が会議や打合せがメインのため、騒音やゴミのトラブルが多いパーティールームとは別の業態となります。営業時間や利用人数、利用用途に関しては、建物の規約に基づいて臨機応変に対応させていただきます」
というように、追記するのはいかがでしょうか。
あとは物件の条件。エリアや広さはもう少し幅広く見ておいたほうがいいかもしれません。どこまで家賃が出せるのかも記載したほうがいいかと思います。