■ご相談内容
1.福岡のレンタルスペースの「住所貸しサービス」はどういったサービスを行っているか気になったので教えてください。
2.青砥の物件で1部屋を2分割して2人に同時にコワーキングスペースとして貸し出そうと考えています。
知らない人と2人きりで仕事をやりたくないという人の為に貸切サービスも行おうと思っています。
そこで疑問なのですが、インスタベースやスペースマーケットでAとBを予約できる状態にします。
CというサービスでABどちらも貸し出すサービスを行いたい場合にAとBを予約できない状態にすることは可能ですか?
■回答
1.住所貸しサービスについて
サービスとしては、「レンタルスペースの住所を名刺やホームページに記載していいですよ」という内容です。
フリーで活動している方、特に個人の方はオフィスを持っていない場合が多く。ただ、「自宅の住所を名刺やホームページに書くのは抵抗がある」という人が多いので、住所貸しサービスを作りました。
シェアオフィスやコワーキングスペースを借りればそこの住所を使えたりしますが、なるべく固定費は抑えたいという方向けに安価で住所貸しサービスを提供することにしました。
ただ、福岡のレンタルスペースは単発利用が多く、住所貸しサービスの申し込みにはつながっていません。
需要はありそうですが、申し込みまでの導線が作り切れていないのでそこが課題となります。
レンタルスペースとして住所貸しをやっているところはあまりないと思うので、今のうちに導線を作っておけば差別化の一つのポイントになる可能性があると思っています。
2.部屋を2分割にして貸し出す
もしAとBの二つの部屋を作った場合、Googleカレンダーを2つ作って予約管理する流れになります。
AB貸し切るCのプランを作るとしたらAとB両方の予約を閉める必要があり、そうなると自動での管理は難しそう。
予約リクエスト制にして、手動でABのカレンダーを閉める必要がありそうです。
一部屋を2分割ということですが、パーティションなどで仕切りをしたとしても隣に人がいると気になると思います。
気にしない人はカフェやコワーキングスペース、ネットカフェで作業すると思うので、そこと競合しないためにもぼくだったら完全個室にして運用すると思います。
ただ、1時間あたりの単価が取りづらいコンセプトなので、家賃3万円台の物件で小さくテスト。利益が見込めそうであれば店舗を増やすか、付加価値をつけて単価を上げるなど幅を広げていくイメージです。
コワーキングスペースで利益を取るのは難しいので、しっかりとシミュレーションした上で挑戦するのがいいかと思います。