■ご相談内容
東京都中央区在住で自宅近くでダンススタジオのレンタルスペースを探し、江東区の物件を一件紹介して頂くことができました。清澄白河駅徒歩1分の立地です。
乗降人員は4万人ほどですが、隣の大森駅(乗降人員7万人)も徒歩6分ほどで徒歩圏内です。少し離れたところにダンススタジオ(12m2で定員3名)があり、そちらはそれほど売り上げがないように見えます。
これから内見に行く予定です。売り上げが立てられるのか、内見の時のチェックポイントなど、みつさんのご意見を伺えたら幸いです。
■回答
清澄白河駅から徒歩1分ということでかなりアクセスはいいと思いますが、少し離れたところの競合に予約が入っていないのが気になります。
集客に力を入れていないのか?設備や広さに対して価格の設定が悪いのか?そもそもこのエリアに需要がないのか?
需要が低いところで開業すると、その分集客に苦労する傾向にあるので、予約が入っていない理由の見極めが大事になります。
内見時のポイントですが、騒音クレームにならないか?が大事です。
間取り図を見ると住居タイプの建物に見えるので、隣や上下階はどんな人なのか?音楽を鳴らしたときにどのぐらい響くか?話し声は伝わりやすいか?ステップしたときの振動は?
このあたりテストすることをおすすめします。(前に住居と店舗半々の物件を契約して、即クレームになり撤退した経験があります)
あとは部屋の広さと鏡を貼る場所、床の材質の確認でしょうか。
間取り図を見る限りは左面に貼るのがよさそうですが、鏡の幅や高さ、石膏ボードかコンクリートかの確認もしておきましょう。
部屋が狭いと利用人数が1~2人と少人数対象となる可能性があります。
いくらアクセスがよくても利用人数が少ないと単価を上げづらいので、そこも考慮した上で検討されるのがいいかと思います。(レンタルスタジオを作る際、ぼくの中では家賃の3倍以上売り上げが出るか?を一つの基準としています)