レンタルスタジオとレンタルサロンの市場規模の大きさは?

■ご相談内容
物件探しは一番の難関だと思いますが、早速つまづいています。不動産屋さん数社に依頼していますが、口を揃えてレンタルスペースとしての利用は難しいとのことです。まず音の問題があります。

そこで、ダンススタジオは一旦保留にして施術サロンからスタートしようかなとも思います。

質問です。ダンススタジオと施術サロンでは市場規模が大きいのはどちらでしょうか?
場所は新大阪から梅田と反対方向に2駅いったところです。人口38万人の吹田市で大学も多く専門学校もあります。

この周辺にはダンススタジオ(大型)が1軒しかなく、レンタルサロンはほとんどありません。ない理由はニーズがないというよりも地主さんが貸してくれないから?とも思います。

 

■回答
レンタルスタジオの物件探しに苦戦されているので、騒音の心配がないレンタルサロンに挑戦ということですね。

市場規模であったり集客のしやすさでいうとレンタルスタジオのほうが大きいです。

ダンススタジオであれば、ダンス教室やダンスの個人練習で使われることが多い。

広さがあればダンス教室の場として使われることもありますし、教室でなく友だち数人でダンスの練習場としても使われます。

ダンスは義務教育の必須科目となり、どのエリアでもダンスをする層は一定数います。

以前、新大阪駅付近で2年ほどレンタルスタジオを運営していましたが、黒字運営を続けられていました。

対するレンタルサロンですが、ご自身の店舗を持っていないセラピストさんが予約。

気に入ってもらえればリピートしてくれる可能性は高いですが、ダンス人口に比べてセラピストさんの数は圧倒的に少ない印象です。

ぼく自身、これまでレンタルスタジオ、レンタルサロン、貸し会議室、パーティールーム、撮影スタジオと運営してきましたが、新規客の集客はレンタルサロンが一番難しいと感じています。

エリアがよければポータルサイトのみで予約が埋まる場合もありますが、少し外れただけで予約が入りづらくなるので、場所選びは慎重にされたほうがいいと思います。

そのエリアでレンタルサロンがほとんどないということですが、ぼくだったら需要が確実に見込めるエリアを選定します。

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