おはようございます!
みつです。
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▼どんな展開になるか楽しみです
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しんのすけさんの昨日の記事がおもしろかったので、ぼくの見解を書かせていただきます。
ビジネスの話ではなくすみませんですが、考え方など参考にしてもらえたらと思います。
「頭のおかしい親父に家を追い出される娘の話」ということで、しんのすけさんがご自身の娘さんについて記事にされていました。
簡単に記事の内容をお伝えすると
・しんのすけ家では、中学校を卒業と同時に家を出て自分の力で生きていくという掟
・長女さんが今年の3月で中学を卒業予定だが、進路がまだ決まっておらず
・みつが移住したマレーシアは家事や育児などお手伝いさんを雇う文化がある
・長女さんをみつ家のお手伝いさんとして招くのはどうか?という案が出ている
という感じ。
27歳まで実家暮らしだったぼくからしたら、なかなかぶっ飛んだお話です。
「長女さんをマレーシアの自宅に招く」という案ですが、ぼくではなくしんのすけさんが発案。
さらにいうと、うちの妻の案でもあります。
なにげなく「しんのすけさんの長女さんが進路決まってないらしいよ」と妻に伝えたら、「だったらうちにお手伝いさんとして来てもらえばいいじゃん」と。
しんのすけさんが発案したことは妻には一切伝えていないにも関わらず、同じことを言っていたのでビックリしました。
ぼく一人だと思いつかなかった案ですが、とても興味深いと思ったのでメリットも懸念点もぼくが思うことを書いていきますね。
まずはメリットから。
ぼくや家族視点で考えてみると、家のことを手伝ってくれる人がいるのは単純にありがたく。
妻は働きに出ているわけではないので家事をする時間はあるものの、1年を通してやり続けるのは大変。(ぼくが一切手伝わないので妻の負担が大きい。冗談抜きで電子レンジや洗濯機の使い方がわからないレベル)
妻も休みたいときがあると思うので、そんなときに代わりに家事を手伝ってくれるのは助かります。
あと娘と犬の面倒を見てもらえるのはかなり大きい。
娘はまだ4歳なので目を離すことができず、常に大人が近くにいないといけません。
学校に通わせればその間は見なくてもOKですが、土日は朝から晩まで一緒。
夏休みなど長期休暇の際はどうなるんだろう?と思っていました。
「ちょっと出かけたい」とか「夫婦の時間を過ごしたい」といったときに、娘の面倒を見てくれる人がいればとても助かります。
娘に比べると犬は手間がかかりませんが、できる限り独りぼっちにはさせたくない。
誰かいないと寂しいだろうし、朝と夜にご飯をあげる必要があります。
たとえば、家族で1泊2日の旅行をしようとなったとき、マレーシアはイスラムの国なので犬を連れていくのは厳しく。(ぼくらが住んでいる街は犬に寛容)
タクシーに乗るにもレストランに入るにも犬NGというところが多いので、犬を連れて旅行するのは現実的ではありません。
そんなとき、自宅で犬の面倒を見てくれる人がいれば、安心して旅行することができます。
もう1つメリットと捉えているのが「ぼくら家族の経験になる」ということ。
まだぼんやりではありますが、将来的に養子を迎えたいと思っています。
今すぐではなく5年後なのか10年後なのかいつになるか未定ですが、養子を受け入れる未来を描いています。
ただ、いきなり養子を迎えるというのもハードルが高いと思うので、今のうちから家族以外の人を受け入れることに慣れておくために、長女さんを招くのは意味がありそう。
と、ぼくと家族視点でのメリットを書かせていただきました。
次に長女さん視点で考えてみます。
ぼく自身、長女さんのことを知っているわけではないので、想像でのお話となります。
一般的な15歳だとしたら、恐らくビジネス経験も一人での海外経験もないと思うので、親に頼らず自分の力でマレーシアに行くだけで経験になりそう。
日本で暮らしていた15年間とは違う経験ができるのは間違いなく、普通に生活するだけでも毎日が刺激的。
すぐになにかの形に結び付けるのは難しいかもしれませんが、こういった経験は人生の中でプラスになると思います。
普通の会社員とは違うぼくの近くで生活することで、価値観や視野が広がるということも期待できるかもしれません。
次に懸念点を書いていきます。
まず第一に思うのが「思った以上にマレーシアは快適」ということ。
「長女さんをマレーシアに住まわせる」というのは移住前に出た案。
買い物したり、料理を作ったり、掃除をしたり、なにかとやることがあると思っていましたが、実際に住んでみると日本より便利ということに気づきました。
マレーシアではGrabというアプリが流行っていて、食事も食材も日用品も全て自宅に届けてくれるので、わざわざ買い物に行く必要がありません。
スマホ1つでなんでも注文できて、玄関まで届けてくれます。
日本にいるときUber Eatsは高いと感じていましたが、マレーシアのGrabはとても安く。
価格を気にせず飲食店の食事を自宅で楽しめます。
飲食店の食事ばかりだと飽きるので手料理を食べたいところですが、ぼくからすると妻が作ってくれる料理が世界一。
長女さんの料理がどうというわけでなく、ぼくの中で揺るぎないことなので、できれば妻の料理を食べたいという気持ちです。
それと個人的な理由として「なるべく身軽でいたい」ということ。
ぼくは病的なほどのミニマリストで、できる限りモノを持ちたくありません。
マレーシアに移住しましたが、ぼくの荷物は両手で抱えられる程度。
パソコンとスマホと必要最低限の洋服だけあれば生きていけます。
むしろ、生きるために必要でないものは全て排除したい。
そんな感覚なので、自分の家に人を住まわせるのは多大なストレスになる可能性があります。
ボールペン1つでも減らしたいという性格なのに、家の中に1人の人間が増えるというのは耐えられることなのか。
また、娘は社交的で人懐っこいので遊び相手ができて喜ぶと思いますが、ぼくも妻も友だちがおらずプライベートな人付き合いが苦手なタイプ。
妻は気を遣う性格でもあるので、家族以外の人が家の中にいることで気疲れしないか心配です。
次に長女さんの視点での懸念点を考えてみます。(あくまで想像ですが)
3月に受験して4月から高校生というのが一般的かと思いますが、マレーシアに行くことで高校に入学するチャンスがなくなるのでは?と思っています。
1年とか2年とか長期的にマレーシアに住めればいいですが、仮に1ヶ月で帰国したとして、5月から受け入れてくれる学校はあるのか。
帰国後に路頭に迷ってしまうのではないか。
ぼく自身、高校の入学制度について詳しくないのでなんとも言えませんが、挑戦とリスクのバランスは常に意識しておいたほうがいいかと思います。
あとは、マレーシアに行くことで成長したりなにかを得られるわけではなく、全ては自分次第。
日本にいてもチャンスを掴む人はいますし、逆に海外に行ってもなにもせずに終わる人も。
長女さんがどんな性格なのか、どんなモチベーションなのか不明ですが、マレーシアに行ったら自動的に何かが起きるというわけではなく。
自ら考えて行動しないことにはなにも始まりません。
仮に何ヶ月かマレーシアに滞在したとして、ぼくの家から一歩も出ずに、ぼくら家族以外の知り合いもできずに終わってしまうかもしれません。
マレーシアに行くことやぼくら家族と関わることが長女さんの人生のターニングポイントになるかもしれませんが、あくまできっかけに過ぎず。
繰り返しになりますが、全ては自分次第だと思います。
と、ぼくが思ったことを正直に書かせていただきました。
しんのすけさんの記事に書かれていた通り、まずは長女さんと面談してみるのがいいかもしれませんね。
いろいろとネガティブなことも書いてしまいましたが、それを上回るメリットがあるなら受け入れることも検討できます。
15歳にとってはハードルが高いかもしれませんが、ぼくに「ぜひマレーシアに来てください」と思ってもらえるようなプレゼンをしてもらえたら最高。
どんな展開になるか楽しみですね。
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▼本当に羨ましい!
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ぼくが15歳のころは海外に行こうなんて考えてこともなく。
親や先生の言う通り真面目に勉強して高校受験、高校でも真面目に勉強して大学に入り、就職活動をして社会人に。
独立したのが31歳でしたが、それまでは自分の人生とはいえないほど受け身でした。
15歳って本当に可能性に満ちあふれていると思うので、どんどん挑戦して失敗して人生を楽しんでもらえたらと思ったりしています。