赤字レンタルスペース立て直し手順

おはようございます!
みつです。

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▼改善の余地は多々ありそう
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今日は赤字レンタルスペースの改善案について。

今回は具体的な案というよりは考え方について書いていきたいと思います。

「4ヶ月前にレンタルスペースを開業しましたが赤字続きです」というご相談をいただきました。

関西でダンスができるレンタルスタジオを運営されていますが、初めての店舗運営ということで苦戦中。

今の状況をまとめると

・4ヶ月前に開業したものの赤字続き

・固定費8万円に対して売上2~4万円

・20㎡台の小部屋

・ポータルサイトのみで集客

・どこを改善すればいいかわからない

とのことでした。

毎月4~6万円の赤字ということで、早急に改善したいところです。

予約が入らないため赤字続きということですが、ぼくが感じた一番の問題は「なにが原因で予約が入らないのかオーナー自身が把握していない」ということ。

問題点がわかれば改善に向けて動けますが、そこを把握できていないと動きようがなく。

「赤字続きでどうしよう」と焦る気持ちはわかりますが、「どうすれば改善できるだろうか」という思考に切り替えるべき。

ぼくが普段から実践している立て直しの手順を書かせていただきます。

まずは、今の問題点を挙げる。

改善案を出す前に、なにが原因で予約が入らないのか?の仮説を立てます。

最初から最適な改善案を出せれば苦労はありませんが、一発で当てるのは難しいので、まずは仮説ベースでいいので考えてみる。

たとえば、「価格が高すぎるのでは?」「競合に負けているのでは?」「設備や備品の満足度が低いのでは?」「そもそもレンタルスペースの需要が低いエリアなのでは?」「写真の撮り方が悪いのでは?」というように、自分のスペースに関して一度疑ってみます。

相談者さんのスペースについて見ていくと、「ポータルサイトの検索順位が低い」ということがわかりました。

インスタベースで「最寄り駅 レンタルスタジオ」と検索をかけたところ、120件のスペースが表示。

その中で相談者さんのスペースは100番目(5ページ目)に表示されています。

この最寄り駅にレンタルスタジオが120件もあるわけではなく、周辺エリアのレンタルスタジオや別ジャンルのレンタルスペースを含めての件数です。

普通であれば、別駅の別ジャンルのレンタルスペースではなく、相談者さんのスペースが上位表示されるべきですが、なぜか順位が押し下げられてしまい。

「5ページ目まで見る人は少ないから、この状態だと予約が入らないのは当然なのでは?」という仮説が立てられました。

次は改善案。

どうすれば予約が入るのか?ということを考えていきます。

まず一番にやるべきことはポータルサイトの改善。

今掲載されている写真や文章を見直すことで上位表示を狙うという手が考えられますが、5ページ目という下位ランクの状態から一発逆転で1ページ目に表示させるのは難しそう。

そこで一つの案として、「ページを新たに作る」のはどうでしょうか。

今のページとは別に新たなページを作り、もう一度やり直してみる。

いきなり今のページを消してしまうのも怖いので、既存ページを残しつつ新たにページを作成。

同じ写真で同じ文章だと見分けがつかないため、新しいページは切り口を変えてみる。(ダンスではなくヨガを打ち出すとか、リニューアルオープンしたとか、期間限定でモニター募集とか)

この方法が正解となるかはやってみないとわかりませんが、手間やお金がかからないので試してみる価値は高そう。

大きな時間と手間がかかるものは後回しでOKで、サクッとできるものからまずはやってみる。

動かないとなにも始まらないため、お金と手間がかからないものから順に試してみるのがおすすめです。

あとは自社ホームページも作りたいところ。

ぼくも4ヶ月前にレンタルスタジオを立ち上げましたが、今では8割近くが自社集客。

ポータルサイトに比べて自社サイトを作るのは手間がかかりますが、それ以上のメリットがあるのは確認できているため、そちらも取り組んでもらったほうがいいかなと。

赤字続きで弱気になってしまう気持ちもわかりますが、ぼくから見るとまだまだできることが多いので、まずはやってみてほしい。

見切りをつけて撤退するのも手ですが、せっかくならやるべきことをやり切ってからのほうがいいかと思っています。

この赤字スペースが復活するのか、今後の展開を楽しみにしています。

 

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▼自分で考えるよりも人に聞く!
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問題点や改善案について、自分のスペースを客観的に見るのは難しいため、人に聞くのが効果的。

利用者からレビューを見れば、どこを改善すればいいか答えが書いています。

自分で考えることも大事ですが、それが的外れということもあるので、利用者の声を聞くのが大事に思っています。

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