定期利用が増えると、利便性が落ちる?という疑問への解答

こんにちは!土曜日はこぐちが記事を担当させていただきます!
定期利用の大切さを念仏のように唱えている私ですが、
定期利用が増えることのデメリットもあります。
私の考えを共有させていただきます!

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▼今日も運営できているのは定期利用のお客さまのおかげ
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レンタルスペースと関わってきて、そろそろ2年が経とうとしています。
全く何も経験がなかった私が、よく2店舗だけで月30万円も売上を
上げられるようになったなと、、、(人口11万人の田舎で!)
みつさんに最初に相談をさせていただいて、本当によかったと思っています😊

一方、運営開始後、ここまで続けられてこられたのは、
確実に「定期利用のお客さま」に支えられたからだとも思っています。

定期利用のお客さまからの売上だけで、「絶対に赤字にならない」という
状態があるからこそ、安心して運営できますし、売上の底上げになっています。

ただ、定期利用が増えると「個人のお客さまの利便性が落ちる」という
デメリットもあります。

ジャンルにもよると思いますが、例えばスタジオでは、
教室を開催するのに人気な時間帯があります。
17:00〜21:00ぐらいがやはり生徒さんが集まりやすいので人気です。

でもその時間帯って、個人のお客さまも使いやすい時間帯なんですよね。

定期利用のお客さまにコミットしよう!とアプローチを先生に全振りした頃、
個人のお客さまから「使える時間帯が減って使いづらくなった」という
お声を聞きました。

これは自分自身が心配していたことで、「やっぱりそうか。。。」という結果に。

サロンでもそうです。

曜日や時間を固定した定期利用が入った途端、
「今後●曜日と●曜日って使えない感じですか??」とご連絡がありました。

つまり、選択肢が減るということです。
個人のお客さまや、時間を固定していないセラピストさんにとっては不便になりますよね。

ただ!
私はそれでも、「絶対に定期利用を増やすべき!」と思っています。
それについて深堀りしますね。

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▼定期利用の売上があるから、運営を維持できる
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まず、レンタルスペースを運営するにあたって、
売上がないと運営を続けられません。

その点では、別に定期利用でも個人でも、売上が上がれば
予約方法などはどちらでも問題ありません。

ただし、定期利用の方が圧倒的に
「継続利用」していただける可能性が高いです。

スタジオだとその傾向が顕著で、教室を開催し、
生徒さんが集まれば、よほどのことがない限り
教室を辞めたり、移動したりすることはありません。
(いや、あるとは思いますが、あまりないという話)

つまり、安定的に・継続的に売上が入り、
運営を続けられるということです。

一方で個人のお客さまは、使わなければそれで終わりです。
「予約しづらくなった!」と言っても、枠が空いたから
その方が代わりに予約をしてくれるわけでもありません。

私のスタジオを例にすると、
定期利用の方がいるから=運営が続けられる
運営が続けられるから=一般のお客さまも練習に使える
定期利用の方がいるから=一般のお客さまも練習に使える

と言うことができます。
(私はそう思っています)

これは、田舎特有かもしれません。
一般利用のお客さまで次々と埋まるぐらい
需要があれば(昼も埋まるとか!)、定期利用のお客さまの
ありがたさが多少薄れるかもしれません。

同じ割合で需要があれば、シンプルに人口が多いほうが
利用者が増えますからね!
(ライバルの数を計算に入れていないですが)

でも、それを脇に置いておいても、
定期利用のお客さまの割合を増やしていくことは
運営者にとっては重要な戦略の1つ。

圧倒的に売上の見通しが立てやすくなり、
継続してもらえる可能性が高まります。

ぜひ「定期利用されるにはどうすればいいか?」
という視点を忘れずに運営されることを
おすすめします!

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▼レンタルスペース運営者には運営を続ける責任がある
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もう1つ私が思っていること。
それは、レンタルスペース運営者には
スペースの運営を続ける責任があるということ。

レンタルスペースが「趣味の場所」とか
「ダンス練習の場所」としてのみ使われている場合は
まだいいかもしれません。

でも、
「ここで教室開催をスタートする!」
「ここで生徒さんを募集している!」
「セラピストとしてここでチャレンジする!」

など、「収入を得るために活動する人」が現れはじめると、
ちょっとその意味合いが変わってきてしまうと感じています。

なぜなら、私がいま2つのレンタルスペースの運営を
突然辞めると、20名近くの先生やセラピストさんの活動が
(少なくともこのエリアでは)ストップしてしまいます。

しかも近くには同じタイプのスタジオもサロンもありません。
みなさんがお客さまを失うかもしれません。(たぶん失う)

その意味では、レンタルスペースの運営をスタートし、
「教室に使ってくださいね!」「サロンとして使ってくださいね!」と
言い始めて使ってくださっている方がいる以上、
ちゃんと利益を出して続ける責任があると思っています。。

個人の方の楽しみにもなっているので、その点でも
価値を生み出していると信じています。

もちろん売上げが上がらないスペースを続けるのは悪手。
撤退の決断は大切ですが、「続けられる方法」を考え、
ちゃんと運営を続ける方法を探っていく必要があります。

私が栃木の片田舎で出した結論は、
「定期利用のお客さまにご利用いただいて、
一般利用の方にもご利用いただけるようにする」です。

レンタルスペースを続けていくための参考になれば嬉しいです!

ちなみにこれ、キングコングの西野さんがよく仰っている
「VIP戦略」をレンタルスペースでやったらこうなるかな?という考えです。
(金額の差ではありませんが)

カジサックのチャンネルに全編公開されているので、
見たことがない人は絶対見てくださいね!!
【永久保存版】西野亮廣の「生き残るためのVIP戦略」を全編公開します

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