価格設定における罠

おはようございます!
みつです。

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▼安くすれば予約入るけど
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今日はレンタルスペースの価格設定について。

これまでの価格設定の常識とは違った方法を試しています。

京都のパーティールームをオープンして3週間が経ちました。

最初は1時間3,000円程度という格安価格で打ち出したこともあり、1週間で9件の予約が入り売上は19万円ほどに。

このペースでいけば月80万円ペースで売上が伸ばせそうですが、「価格が安すぎるのでは?」と思うように。

9件の予約で売上19万円なので、客単価は2万円。

一般的なパーティールームであれば妥当かもしれませんが、予約者の利用人数を見たところ全て10人以上。

予約者の半数が20人超えという大人数だったため、1人あたりの負担額でいうとかなりの格安価格になってしまっています。

このパーティールームの立地やクオリティを考えると、「もっと単価を上げるべき」と判断して途中から価格を2倍ほど値上げ。

さらに「定員10人として、それ以上で使う場合は1人あたり1,000円プラス」というオプション料金も追加。

価格を上げた結果、予約の入り具合は半減しました。

レンタルスペースって予約が入らないと不安になりますよね?

ぼくはまさにそうで、これまで運営していたダンススタジオやレンタルサロンは予約が常に埋まっていないと不安で、もし空きがあったら「なんとかして埋めなきゃ」と広告を出したり、新しい施策を考えたりしていました。

朝から晩まで予約で埋まればうれしいですが、利用者が増えるとその分トラブルが発生する可能性も上がります。

特にパーティールームだと、セルフクリーニングをしてくれない、ゴミを放置される、騒いで騒音クレームになる、器物破損されるといったトラブルが起きやすく。

安くすれば予約が入るけど、トラブルが発生してオーナーさんが消耗してしまう。

そもそも安くしてしまうと、たくさん予約が入ったとしても手元に残るお金が少なくなります。

価格を上げてから予約の入り具合は明らかに悪くなりましたが、その分客単価は上がっています。

平日4時間で34,100円、休日だと4時間で64,900円の予約が入りました。

この単価であれば週に1つでも予約が入れば赤字にはならないので精神的にとても楽。

これまで運営していたレンタルスペースだと「予約で埋めなきゃ」という気持ちでしたが、今は「予約が入ってくれたらラッキー」という感覚です。

売上が伸び悩むとついつい価格を下げてしまいがちですが、下げたら最後。

薄利多売の消耗線に突入してしまう可能性が高いので、価格設定には細心の注意が必要です。

ここ数日パーティールームの予約が入ってきませんが、安易な値下げはせずに運営を続けてみようと思います。(あまりに予約が入らなかったら値下げします‪w‬)

今一度、ご自身のスペースの価格を見直してみませんか?

理由なく値上げするだけだ売上自体が落ちてしまう可能性があるので、値上げする理由も合わせて考えてみるといいかと思います。

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▼悲報…
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キャンプ場を作るために土地を買うことも視野に入れていましたが、税理士さんから「土地の購入費は経費になりません」と言われました。

ぼくの知識不足でしたが、まさか土地が経費にできないと思ってもいなかったのでビックリしました。

新しいことを始めるといろんな障害がありますが、楽しみながら乗り越えていければと思っています。

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